中央区小笹にて住宅の外壁塗装前の現場調査へ立ち会って来ました
2022.07.23
中央区小笹にて住宅の外壁塗装前の現場調査へ立ち会って来ました
いつもお世話になっております。翔栄の高山です。
本日は塗替えのご依頼を頂きました、和風住宅の現場調査をおこないました。
外からは外壁を確認出来ないくらい植木が茂っておりました。
和風住宅の特徴は、何と言っても木部の多さが特徴的です。
窓格子も木部、ガラス廻りの装飾も木部、軒天、雨戸も木部で作られています。
今となっては趣ある住宅となっておりますが、メンテナンスも普段以上に大変です。
洋風建築はある程度ベースが皆さん同じですが、和風建築はほとんどがオーダー住宅の為、
それぞれ仕様が異なります。
必然的に施工期間も通常より倍近くかかってしまいます。
所々ご自身で塗装をされていたりしていますので、その箇所は一度剥離作業が必要です。
木部塗装は木の表面を塗ると言うより、気に吸わせて塗装をおこないます。
その吸い込みを邪魔する塗膜があると上手く密着しませんので、直ぐに剥がれてしまいます。
木部塗装をする際には、漂白をして一度色が無い状態にしてから塗装をおこないます。
下地処理が通常の塗装工事より、なん手間もかかり大変な工程となります。
その分、仕上がった時の達成感がいつも以上に得れる事も事実です。
今回のご依頼は、出来る限り木の木目を残す塗装をと伺っておりますので、
ステイン塗装で仕上げる予定です。
他にウレタンで仕上げる方法も御座いますが、木目が無くなってしまいうため、
できる限りステイン塗装で木目を活かした塗装を考えております。