塗料は【半製品】外壁塗装と屋根塗装の乾燥期間は?
2021.07.24
お世話になっております。翔栄の髙山です。

先日画像を整理していて、面白い画像が有りましたのでご紹介致します。

まずは下記の画像を見て下さい。

同じ塗料で「塗って間もない壁」、「1時間乾燥させた壁」、「3時間乾燥させた壁」、

「5時間以上乾燥させた壁」、同じ場所で塗料の変化を写真にて記録してみました。

始めの方は同じ塗料でも乾燥する前ですので、色が違う事がわかりますが、

3時間辺りから既存の塗料と変わらない色合いになっているのがわかると思います。

写真を見てもわかる様に、塗っただけでは「半製品」と言えます。

その後の硬化時間、乾燥期間を得て、ちゃんとした製品となるかと思います。

乾燥期間も主に4段階ほどあり、完全に乾くまでは最大2週間を必要と致します。

大抵の塗料は、3時間程乾燥させると手には付きませんが、表面の硬化に過ぎません。

塗膜として機能しだすのは、1週間~2週間と言われています。

下塗り、中塗り、上塗りと材料等で硬化時間はバラバラですが、

メーカーの仕様書に乾燥期間などは明記されています。

推奨されている乾燥期間を得て、正しく施工をすれば問題は御座いませんが、

その結果が出るのは数年後となりますので、不安が募るのも無理が有りません。

弊社は法人に変えてから8年以上が経過し、いまだそういったお声は御座いません。

正しく施工を行えば、当然の結果で有り、保証書なども必要ありません。

営業文句で他社さんは保証書を付けますと宣伝を目にしますが、気持ちはわかります。

下請けで人にやらせる場合、丸投げして万が一不備があった時、逃げ道確保として、

保証書を提示して、安全に発注をもらう方法です。

弊社では100%自社職人、自社管理となっていますので、そういった不安は有りません。

塗料も半製品ですので、正しく塗装をおこなっても塗膜がおかしい時は稀にあります。

しかし、そういう場合は手直しでやり直してあげれば、軌道修正が出来ます。

その為、弊社では施工管理者が各現場へ入り、未然に対応致します。

如何なる現場も、確実な施工を目指しております。手を抜くことは御座いません。

これからもその気持ちを忘れず、コツコツと積み上げたいです。

2021.07.24 09:17 | 固定リンク | 塗料について
自社倉庫にて定期清掃を実施しております。
2021.07.22
お世話になっております。翔栄の髙山です。

本日は早朝より、自社倉庫の定期清掃をおこないました。

ここ連日で大きな現場が続けて終わり、使用していた材料や廃材、

手直し用の塗料などが倉庫内に返ってきて、あふれそうになっていました。

使用できる塗料は保存し、使用できない塗料は「ジャブ缶」へ入れます。

ジャブ缶とは回収業者が指定したドラム缶で、現場で出る塗料のゴミ箱です。

満タンになると業者が引き取りに来て、また新たなドラム缶を置いて行きます。

ジャブ缶は有料になります。※弊社では諸経費などで一部含ませて頂いております。

材料を無駄に作ってしまうと、廃材が増えてしまい、ジャブ缶も一杯になります。

廃材が少なく材料の配分が正しく施工出来ると、一人前の職人と言えるでしょう。

DIYと違って、私達が使用する塗料は基本、2液型で硬化剤を入れて調整するタイプです。

多く作り過ぎると使用する前に硬化してしまい、材料を無駄にしてしまいます。

いずれにせよ、廃材は少ない方が会社にも地球にも優しいです。

上記の材料以外にも、使用した機材、ハケ、ペン缶などをシンナーで洗いますが、

シンナーは外には捨てられない劇物になります。

こちらもジャブ缶行きになりますので、皆さんが知らない部分で廃材は出ています。

業者さんによりますが、刷毛やペン缶を使い捨てで使用する方もいらっしゃいますが、

弊社は職人へ、道具を大切にする事を目的として廃材が出ますが再利用しています。

応援で手伝いに来てくれる職人も、買った方が速いのでは?と度々言われますが、

会社の方針は曲げれません。

今日ご紹介した様に、見えない部分でも戦いが繰り広げられています。

塗装業で倉庫は大切な場所になり、徹底した品質管理のもとお客様の外壁を塗装致します。

今後も大切な場所の清掃管理は定期的に実施、品質の向上へ努めたいと思います。

2021.07.22 08:26 | 固定リンク | 塗料について
塗膜の力、外壁塗装の必要性について
2020.11.28
お世話になっております。翔栄の高山です。

先日、1棟目のアパート外壁塗装が完了致しました。

施工後の写真を撮影に行った際、屋根、板金部分、外壁等を間近で目視する機会が御座いました。

見た目、艶が出て色も変わり綺麗に見えますが、それ以上に塗装の本当の目的はわかりますか?

外壁や屋根の傷みの原因となる『防水効果』を蘇らせ、腐ったり、あせたりといった家の老化を

未然に防ぐはたらきがあります

よく耳にする、塗装の工程で「下塗り」がありますが、下塗りにはヒビや剥がれを修繕すると同時に、

補強をする効果もあります。

その上から中塗り、上塗りと『防水効果』をプラスしていき、ダブルの効力で外壁を守ります

下記の画像で左側2枚が塗装後の雨に触れた時の状態となります。

水分が丸く浮き上がってるのが目視できると思います。

下地に触れる前に浮かし、その部分に日が当たると蒸発して下地の素材を傷めません。

一般的に下塗り、中塗り、上塗りと3回塗って、10年近くは維持出来るのが平均です。

立地条件や環境により、それよりも短かったり、長かったりもします。

あくまでも目安で絶対的な保証ではございません。※大手塗料メーカーも保証は無く、推奨期間として期間を表記しております。

仕上がりを確認している途中、気になった箇所が御座いました。

下記の写真右側2枚がそうですが、せっかく他の箇所は塗装をして綺麗になっているのに、

アルミ部分は塗装を行っても直ぐに剥げてしまう為、塗装は行いません。

足場が解体されたら掃除が出来ない箇所でしたので、ついでに拭き掃除を行いました。

お客様に言われてやるより、自分達で出来る範囲はやる。

見て見ぬふりはせず、気付いたら即やる。

社長の口癖で、「考える力」が少し身に付いてきた気がする...今日頃です。

2020.11.28 08:20 | 固定リンク | 塗料について
福岡市博多区にある某運送会社の外壁塗装が終了致しました!!
2020.09.05
お世話になっております。翔栄の高山です。

追加工事も含め、約3ヵ月近く施工をおこなった現場が、

ようやく足場の解体を待つまでに進行致しました。

今日はそこで使用した塗料について、書きたいと思っております。

外壁塗装として主に使用した塗料は、5点ございます。

①ミラクファンド KC-2000 (セメント系フィラー)

②SK#1000プライマー (二液溶剤形エポキシプライマー)

③SKファインメタリック 中塗エナメル (新型メタリック塗料)

④SKファインメタリック (新型メタリック塗料)

⑤セラタイトFクリヤー (超低汚染型ふっ素樹脂塗料)

施工方法は、エアレス、カップガンなどの吹付塗装にて対応。

使用した上記の塗料の中でも⑤セラタイトFクリヤーは抜群に優秀です。

メーカーサイトでも記載がございますが、

「特殊セラミック成分を複合化することにより、塗膜表面は低帯電性となり、

大気中の排気ガスや粉塵による汚れが付着しにくい構造を実現しました。

また、付着した汚れも塗膜表面が親水性であるため、雨により汚れが徐々に除去され、

長期に亘って優れた超低汚染性を発揮します。」と明記されています。

下記の動画でも確認できますが、撥水効果も抜群に良く、汚れの付着も防げます。

期待耐用年数は、15~20年(メーカー予想)となっており、長いスパンでの塗替えが可能になります。

色は透明ですので、どんな塗料にも合わせられる万能塗料となります。

ご参考にして頂けると幸いです。

2020.09.05 13:23 | 固定リンク | 塗料について

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