筑紫野市 にて外壁塗装及び吹付塗装を実施

筑紫野市 大型アミューズメント施設が廃業し放置されていた状態でした。
色褪せて廃墟寸前の外観でしたが近代的なオフィスビルへと変身致しました。
弊社は外部工事のみの施工となり、内部班は別の会社が施工致しました。

施工後は柱などの目地を活かした塗装で色分けも細かく施工致しました。
柱においては石彫仕上げで手間をかけた贅沢な塗装となります。
通常の塗装よりも遥かに工程が増えます。

屋上にあるラッキング配管を塗装致しました。
長年放置されていた事がわかりますが塗膜が完全に剥がれ、錆の状態も進行しておりました。
床は塗装後に防水工事をおこなう為、養生は不要でした。

ケレン作業後は必ず清掃をおこない、錆カスやゴミを完全に取り除きます。
少しでも残っているとそのカスがそのまま仕上がりに反映されます。

下塗りでは錆止めを入れました。材料は「マイルドボーセイ」塗布、鉄やメッキに特化した塗料で優れた密着度が売りの塗料です。
鉄骨の錆止めなどでも使用する塗料です。

中塗りでは「クリーンマイルドシリコン」を塗装致しました。
艶有で超低汚染性、超耐久性、防かび・防藻性が特徴の塗料です。
色々と効果効力がある塗料になります。

上塗りでは「クリーンマイルドシリコン」を再度塗装致しました。
重ねて塗る事で耐久効果を高めることが可能となります。
この工程を省くとそのまま耐久へ反映されてしまいます。

錆び放題だったラッキング配管が見違えるほど綺麗に生まれ変わりました。
このあと床の防水工事がおこなわれ、綺麗に仕上がりました。
ある程度の汚れ、傷なら塗装工事で補えます。

柱の下塗りでは「ミラクシーラーエコ」カチオンシーラー系を使用しました。
水性塗料で人や環境に良い塗料と言われております。
戸建の下塗りでも使用する事が多い、多目的水性塗料です。

下塗りで「ミラクシーラーエコ」を塗布後、カチオンフィラーを吹付ました。
下地と完全に縁を切り、後々のトラブルを予め回避します。
また下地と材料の密着性を向上させることが出来る下地調整材になります。

カチオンフィラーを吹付後、下塗りをさらに吹付て行きます。
セメント系のカチオンは接着力が強く、下地調整で良く使用されます。
吹きムラが出やすい工程でも有名です。

さらに下塗りで「SKサンドカラーベース」を塗布します。
重ね重ねで下塗りをおこなっておりますが、より耐久効果を得られるようにと監督が決めた工程となります。

柱の色付けでは「サンドフレッシュSi」を使用しました。
通常の塗料と違って石彫塗料となり、砂が混ざった水性塗料となります。
普段使用している塗料より、重量があり運搬でひと苦労する塗材です。

上塗りでも「サンドフレッシュSi」を使用しました。
砂骨ローラーで中塗り・上塗りと厚塗りをおこなって行きます。
通常のローラーよりも大きく、骨の様に空洞が多数あるローラーです。
塗布した際に凹凸が出来るように改良されたローラーになります。

同様な工程で外壁等も塗装していきます。
色などは違いますが施工内容は同じで石彫塗装です。
その他、天井塗装、ラッキング塗装、門柱塗装なども実施。

こちらの施工現場は大型アミューズメント施設でしたが閉業後になり、その跡地を企業が購入してから本社ビルへと生まれ変わりました。
全体的に石彫仕上げでしたので目地テープを大量に使用しました。
その甲斐もあってメリハリある石彫外壁となりました。