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高圧洗浄とは?

高圧洗浄

高圧洗浄とは ?

1. 塗装工事前の高圧洗浄

塗装工事前の高圧洗浄は、屋根・外壁・付帯箇所を塗装する部分に対して、高圧洗浄機を使用して洗浄をおこないます。

主な要因は、チョーキング現象、ほこり、こけ、藻、汚れやカビ等を高圧の水圧できれいにする作業のことになります。

そのまま屋根・外壁など汚れが付着したまま塗装をおこなうと、塗装面と塗料の密着面が劣り

「塗膜のひび割れ」「剥がれや膨れ」のちに重大な品質トラブルになりかねません。

ですので、高圧洗浄は塗替えを実施するうえでとても大切な下準備となります。

 

2. 塗装工事の高圧洗浄 ランクとグレードについて

1. 洗浄10~12mpa(メガパスカル)

10~12mpa(メガパスカル)での高圧洗浄は、強度弱のスレート屋根、セメント瓦やモニエル瓦を洗浄する際に適した洗浄圧となります。

9.0Mpa⇒水道の12.2~60倍の水圧

2. 洗浄圧13~15mpa(メガパスカル)

13~15mpa(メガパスカル)での高圧洗浄は、家庭用高圧洗浄機の約2倍~3倍の高水圧です。

傷みが少ないカラーベスト、窯業サイディング、モルタル壁などのチョーキング、カビ、藻などを洗浄する際に適した高水圧です。

住宅塗装時でよく利用する水圧がこちら13~15mpa

3. 洗浄圧20mpa(メガパスカル)

20mpa(メガパスカル)での高圧洗浄は、汚れがひどい床、外壁、ブロック塀、などを洗浄する際に適した水圧です。

こちらは住宅塗装ではあまり使用されない水圧になります。

 

4.洗浄剤を使用した高圧洗浄

基本的に高圧洗浄では、カビ、コケ、藻など既存の塗装面に付着した汚れを洗い流します。

それだけでは落ちない場合も当然ながら御座います。

そういった場合に専用の洗剤を混ぜた洗浄水にて洗浄を実施いたします。

13~15mpa(メガパスカル)で高圧洗浄をおこない、根こそぎ死滅させる洗浄方法を用います。

洗浄剤を使用する事で、目に見えないコケの根なども繁殖させずに死滅させます。

それゆえに、洗浄剤を使用した場合は、洗い流しが不十分だと洗浄剤に含まれる界面活性剤が原因で、カビが繁殖する場合があります。

必ず綺麗に洗い流す必要がございますので、注意が必要です。

5. トルネード洗浄

トルネード洗浄
トルネードノズル

トルネード洗浄とは、洗浄ガンの先端ノズル(ターボノズル・トルネードノズル)が回転する事で、らせん状に水が噴射されて洗浄範囲が広がります。


また、通常のストレートガンを使った高圧洗浄よりも、威力が強力で洗浄スピードも1.5倍は
速くなります。

作業効率もアップして、施工する側も施工される側もメリットが成立します。

トルネードを使用する場所は、屋根や床、土間などに使用されることが多いです。

特に屋根のコケなんかは、目に見える形で実感する事ができます。

結果的に塗装の耐久性をあげるうえで、塗装する下地を綺麗にしておかないと、どんなに優れた塗料を使用してもその性能性を十分に発揮することができません。

そういった意味でも高圧洗浄はとても大切な工程のひとつでもあります。

 

3. 高圧洗浄作業の手順

弊社では高圧洗浄を行う時に、これからご紹介する工程で進行を進めております。

1. 高圧洗浄前に近隣住民の皆様へご挨拶と周囲の安全確認を行います。

まずはじめに、施工前に近隣住民の皆様へ弊社スタッフがご挨拶を実施いたします。

仮に日中お留守が続く近隣住民の方に対しても、時間や曜日は問わずに日曜日や18時以降のご訪問も対応して、ご説明に伺います。

高圧洗浄当日も洗濯物の有無を確認のうえ、必要に応じて養生やお声掛けを実施いたします。

 

2. 建物の上から順番に洗浄を行います

高圧洗浄では、基本的に高い位置から洗浄をおこない、下へ汚れを流しなら実施いたします。

屋根の形状やタイプによりますが、弊社では基本的にトルネード洗浄を実施。

洗浄ガン先と屋根の面までを30cm程度に保ち、屋根の棟から順番に下へ洗って行きます。

ひと通り屋根を洗い終わると、再度上から汚水を綺麗に流して洗い忘れが無いか?

チャックをおこないながら、放水を繰り返します。

 

3. 外壁や付帯部分の高圧洗浄を行います

続いて屋根の洗浄が終了したら、外壁を洗う前に破風板、付帯等を先に洗浄をおこないます。

付帯部分は素材が弱い為、水圧を落として素材を傷つけないように洗浄をおこないます。

軒天に関しては有孔ボードや軒換気、電気関係の引込口、人感センサーなどがある場合は、事前に養生をおこなって漏水、漏電対策をおこないます。

外壁洗浄は屋根洗浄と同様に30cm程度の距離で洗浄をおこないます。

1面を1回洗い、2回洗い、3回目で完全に汚れを洗い落とすように心掛けております。

1回目の洗浄で全体の汚れをさっと落とし、現状を目視。

2回目の洗浄でまだ落ち切れていないしつこい汚れを再度洗浄。

3回目で仕上げながら汚水を綺麗に洗い流します。

サッシ廻りはサッシ溝は圧力を上げて一気に汚れを落とし、窓廻りは網戸等もあるので水圧を落として丁寧に洗います。

玄関ドア等は跳ねた洗浄水をそのままにすると、あとで汚れとして目立つことが多いです。

あらかじめ、雑巾で拭き上げて汚水が残らない様に注意します。

高圧洗浄の目的として、お客様以外にも職人に対してのメリットも実は御座います。

作業をおこなう職人が養生をする際に、汚れやほこりが残っていると養生のくっつきが悪く、
作業効率も悪くなります。

双方にとって高圧洗浄はとても大切な工程でもあります。

4. 高圧洗浄作業の費用について

高圧洗浄の作業費用はいくら位なのか?

各社によって多少は異なりますが、住宅塗装における高圧洗浄の作業単価は100円~180円(/㎡)くらいが一般的な価格かと思います。

なので、外壁の面積が120㎡だとすると、12,000円~21,600円ぐらいだと予測できます。

そこからサッシや軒、土間などを含んでも高くても30,000円で収まるかと思います。

屋根の洗浄がある場合は、上記にプラスしたら大体の金額が出てきます。

まれにこういった高圧洗浄でも破格な値段を提示してくる営業会社も少なくはありません。

通常の高圧洗浄で50,000円を超えるといった、明らかに相場を上回る金額を提示されることも少なくありません。

しかし、そういった場合は高圧洗浄の内訳明細書をもらえば一目瞭然となります。

うん?と疑問に思ったことは抱え込まずに、相談をする事が大切です。

1.一般的な洗浄作業の洗浄価格

通常の高圧洗浄の作業単価100円~180円/㎡で、汚れ具合によって増減します。

作業性や養生の有無、通常かかる時間より大幅に費やする場合などは、また金額も変わってくると思われます。

事前に打ち合わせで確認する事をおすすめ致します。

2.高圧洗浄の水道費用について

高圧洗浄時には、たくさんの水を使用して高圧で噴射させて汚れを落として行きます。

ですので、水道代金がいつも以上にかかってしまいます。

水道料金は基本的にお客様にご負担してもらい、御見積書には含まれていません。

あくまでも作業費用のみを御見積書へ入れ込んであります。

大体、建物の大きさにも寄りますが、一般的な高圧洗浄時に使用する水道代金は1,000円~3,000円程度と思われます。

5. 塗装工事で高圧洗浄する時間は、一体どのくらい掛かるのか?

住宅の高圧洗浄する時間はどれくらいかかるのか?

これに対しては、各施工業者により工程も洗い方も違う為、一概には言えません。

弊社で洗浄をする場合は、半日~夕方(5~9時間)かかると思って頂きたいです。

よくお客様より「もう終わったのですか?」と早くてびっくりされる方と、「いつ終わりますか?」とまだかまだかと待たれる方といらっしゃいます。

中には「ざっと洗ってくれたらいいから」と省略して欲しいと要望を頂く事もあります。

しかし、下地処理をしっかりとおこなわないと、塗装の膨れや剥がれなどと言った重大な不具合の原因にもなり兼ねます。

1日かけて高圧洗浄はしっかりおこない、その後十分に乾燥期間を得て、塗装へ進むことが理想てきな工程と言えます。

5. 塗装工事の高圧洗浄作業について まとめ

ここまで長々と高圧洗浄作業についてご説明してきましたが、本来の目的は塗料の性能を十分に発揮できるように下地を調整するところにあります。

第一に、汚れが残ったままの外壁や旧塗膜が劣化したままの状態で、塗装をおこなっても必ず重大な問題が発生してしまいます。

塗料も近年性能UPして参り、価格もそれなりにする塗料も増えてきました。

私達、塗装屋は下地が命と言われるくらい、下地処理には気を遣い洗浄を実施しております。

 

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